FreeBSD-12.0-RELEASE が出たんですよ。
いつもはEoLまでぎりぎりひっぱってから更新するということが多かったのですが、毎回それで痛い目にあうので
今回は早めに更新かけたんですよ。
で、どっぱまりました。
結論から書くと、ブート領域につかっているUSBメモリが死亡したせいで、OSのバージョンが中途半端に更新されて
しまっていろいろコマンドが動かなくなって死亡。っていうか、libc.so.7 がアレになると、ほんと困るな。
ということで、前回のエントリで書いた Mirakurun ですが、うちの環境では jail に閉じ込めて動かしています。
さすがに pt3 のデバイスは親環境でなければ動かないのですが、それ以外は jail で動きます。
さっくり簡単に説明すると、/etc/devfs.rules を新規に作成します。
以前、エントリを立てたことがあるのですが、最近になってまたインストールする必要が出たのでちょっと更新。
いろいろアレだった点をやりなおしたりもした。arib-b25-stream-test もちょっとソースを書き換えれば
インストールできたので、いろいろ捗るお。
新しい Mirakurun は Multiplexing できるので、Raspbery Pi3 あたりにPLEX PX-Q3U4を挿して、チューナー
サーバにして、そいつを複数まとめて復号化することも可能になるので、夢がひろがります。
さすがに全録はHDDの容量的に無理だけど、高速なハードエンコと組み合わせたら夢ではないかもしれないとか
思い始めたり、始めなかったり。
EPGStation 使っていっぱい録画していると、だんだんHDDを圧迫していきます。
エンコードして圧縮してあげればいいですが、FreeBSD でハードエンコが動かないので*1とりあえず別のWindowsマシンでエンコードしていました(過去形
ところで、最近の<以下同文>
あとは組み合わせるだけでした。
**追記あり(2018/12/03)**
**追記あり(2018/12/08)**
chinachu 使っていっぱい録画していると、だんだんHDDを圧迫していきます。
エンコードして圧縮してあげればいいですが、FreeBSD でハードエンコが動かないので*1とりあえず別のWindowsマシンでエンコードしていました(過去形
ところで、最近のWindowsのエンコ環境として、Amatsukaze というものがあります。
解凍して、実行して、そこに ts ファイルをドロップしてあげると、よきに計らってCMカットやらロゴ消しやらデインタレースやらやってくれるという
とてもらくちんな環境があり、さっそくそれを導入してみましたが、Windowsマシンの NVEnc で、快適にエンコードをしてくれることがわかりました。
「機械でできることはなるべく機械にやってもらう」がモットーの私としては、できれば録画したらすぐに自動でエンコードしてくれたらいいのですが、
マシンが別のため、いちいち手動でドラッグ&ドロップしてやっていました。
ところで、Amatsukaze には AmatsukazeAddTask.exe という、「エンコサーバのキューにエンコを積む」という素敵なプログラムがあります。
これ、拡張子見てわかるように、Windows のプログラムですが、mono で動くように作者様が対応してくれたため、Windows以外の環境でも
動くようになりました。
あとは、組み合わせるだけでした。
自宅のメインサーバは ML110G7 だった。
これは本当にいいマシンで、トラブルというトラブルは無く、
本当に24h365日問題なく稼働し続けてくれて、我が家のインフラの
一角を担ってくれていた。
ただ、一点の問題を除いては。
以前書いたネタで、ssh -c arcfour256 を使って、rsync によるファイル転送を高速化するというのがあったのだが、最近(*いつの?)の FreeBSD の OpenSSH では、デフォルトでは arcfour256 は無効化されていて、使えなかったので、つかるようにするメモ。分かっている人は分かっていると思いますが、セキュリティ的にはかなりアレなので、安全な経路でのみの使用をお勧めします。猛犬注意。濡れていて滑ります。
/etc/ssh/sshd_configの適当な場所に
Ciphers +arcfour256
を追加して、sshd を再起動してください。
問題ないとは思いますが、sshd_config 書き間違えると、リモートから入れなくなるのでちょっと注意。
以前別の問題で、受け側のアドレスを変更しわすれて入れなくなったことがあったりします。
あとは、普通にファイルの転送時に
rsync -av -e 'ssh -c arcfour256' --progress してあげて、書き換え前との違いを体感してください。
転送終わったら、sshd_config を書き戻すのもお忘れなく。
ということで、EPGStationという、Mirakurun を使用した録画管理ソフト をFreeBSD 11.1 に入れて見ました。
またしてもタイトル出落ちみたいな感じ。
とくに、FreeBSD で動かす点で注意することはありません。以上。
Jail で動かしても何も問題ありません。
Mirakurun を入れる方がちょっと手間取ったかな。
Mirakurun は client と server に分離して欲しいとか思ったり思わなかったり。
携帯とかタブレットみたいなので使うには Chinachu より EPGStation のほうがこなれている気がします(個人の感想です。
自分メモ。
たぶんこんな環境の人なんてこの世に5人くらいしかいないと思うけど、前回作成した方法をさらっと書きすぎてたらもう一度作るときにわからなくなってしまったので、未来の自分のためにも詳しく書いておきます。
前提条件:とりあえず、OSは FreeBSD です。すなおに linux 使っていれば、ここで説明することは何もありませんw
最初に結論から書くと、 centos6 のバイナリを、適当なところに展開して、そこに devfs と linprocfs も作って、 chroot して作業すればおしまいです。
それだけ?それだけ。FreeBSD の Linux互換機能はものすごく優秀なのでこれで動きます。なんだろねw
ここから先は、そこにたどり着くまでの長い寄り道。
ということで、1.3.3 から 1.4.1 に更新したのでその時の記録。
これをやるために jail で動かしているといっても過言ではない。
基本的なやり方としてはこうです。
・現状の環境をバックアップして、コピーを作成。
・コピー側を v1.4.1 に更新。
・nginx の接続先を v1.4.1 に切り替える。
・v1.3.3 のほうは止めて、環境自体は何かあった時のために残しておく。