ちょっと前に、pimoroniで購入した、Pirate Radio - Pi Zero W Project Kitを、やっとこさ組み立て。
これ、付属の Pi Zero W が欲しかったんだよね。で、別口でPi Zero Wは使ってしまったので、別途 Pi Zero WH を購入。
組み立てについては検索するといろいろ詳しく乗っているので書きませぬ。無線LANが /boot に wpa_supplicant.conf を置くだけでは動かなくなっていることに気が付かなくて、いろいろグーグルの海を彷徨って二三日かかったのは秘密だ。有線のUSB-LANアダプタがあってよかった。
で、raspbian は無事動いたけど、普通にスピーカーをなんとか有効活用したかったので、Volumioを入れることにした。
これまた紆余曲折があって、ほんとはdockerで動かしたかったんだけど、新しいテクノロジーは1つづつということで、まずは Pi Zero 実機で動かすことに。
イメージ拾ってきて、SDカードに焼いてブートすると、wifi アクセスポイントになってくれるので、そこに繋いでwebで設定画面ぽちぽちすると無線LANのアクセスポイントとか設定できておしまいです。
流行っているだけあって、こなれています。
問題は、pHAT-BEAT から音が出ないことだけ。そこでいろいろ調べてみました。
つらつらと twitter を眺めていたら¥5k弱でわけありの中古が売りに出ていたのでさくっと購入。
値段が安かったのでそんなに期待していなかったのだが、1980x1200の画面でLTEモデルだったのですごい掘り出し物だった模様。しかしこれ用のワコムのペンが5kするのはなんかあれ。
まあ、しばらくはタッチパネルで戦おう。
で、わけありの理由がOS抜きってことだったのだが、とりあえず linux 入れてみて遊べればいいし、ダメでも 10Pro のライセンスあるのでそれ入れればいいし。
ってことで、 rufus つかって ubuntu 17.04 のDVDを USB に焼き込む。
ここでハマりポイント1:uefiが32bit でした。
普通にrufus つかって64bitのOSを焼くと、/efi/boot/ 以下に bootx64.efi のファイルしか作られないので、そこに bootia32.efi をコピーしてあげればおっけー。
あとは、インストールの際は無線LANがうまく動かないので、linux で認識する適当な無線LANのUSBのアダプタを挿してあげるととりあえずは困りません。
ですが、私の作業場が電波が弱かったため、認識するけど電波をつかめないという問題が発生しました。
そこで、ubuntu 17.04 のDVDでブートして、お試しモードで動かして、wwan を設定して外界と接続できるようにしてからOSのインストールを行うといろいろと捗りました。
無線LANの有効化については brcmfmac43241b4-sdio.txt についてぐぐると解決します。
で、入れただけで、きちんとタッチパネルも認識して動きます。
設定でスクリーンキーボードであるところの onboard を使えるようにしておくと、ログイン画面の入力も対応できます。
音源とBTは、カーネル再構築してどうにかするとどうにかなったかもしれませんが、試してません。
入れてそのままだと省電力がぜんぜん働いていないようなので、powertop を入れて設定します。
これで電池の持ちが1.5倍くらい変わります(個人の感想です
ということで、一部を除いて結構かんたんに使えるようになりました。
動かないもの:
・音源
・Bluetooth
・画面の照度変更
とりあえず、動き出したらなんかもう満足w